ISS HOAX #6 大気圏について

ISS HOAX #5 では、ISSから見た高度400kmの景色を載せました。とっても素敵なCG鑑賞でした。

次は大気圏について調べてみます。

大気圏について
(引用: www.ces.fau.edu/nasa/)
Exosphere: 外気圏(600km~10,000km)
原子や分子が宇宙空間に脱出する。高層の衛星はこの層にいる。

Termosphere: 熱圏(85km~600km)
紫外線やX線を吸収するために温度が上昇する。ISSや低層の衛星はこの層にいる。

Mesosphere: 中間圏(50km~85km)
温度が下降する。暗く、人は生きていられない。

Stratospere: 成層圏(20km~50km)
温度が上昇する。オゾン層があり、紫外線を遮断する。

Troposphere: 外流圏(6km~20km)
全大気中の75%の重量をもち、99%の水分を持つ。赤外線が大気に吸収される。

熱圏について
気温は高度とともに上がり、500℃以上にまで上昇します。密度は極めて薄いため、温度は感じられない(はず)と言われています。

流星は高度80km~120kmあたりで発光します。
オーロラは高度100km~500kmあたりで発生し、緑色は酸素の発光、赤色(ピンク色)は窒素の発光です。


電離層について
中間圏と熱圏にあたる層のうち、高度50km~500kmには電離層があります。
紫外線やX線が大気中の原子や分子に衝突し、イオン化するために存在します。
密度により4つの層に分けられていて、それぞれ反射する電波の種類が異なっています。

F2層 (220~800km) / F1層 (150km~220km)
地球からの短波(HF)を反射する。

E層 (100~120km)
地球からの中波(MF)を反射する。

D層 (60km~90km)
地球からの長波(LF)を反射し中波(MF)を吸収する。夜間は消失する。
UHF / VHF 波は電離層を通過します。


考察
高度400kmでは温度は500度になるが密度が薄いということが分かりました。お風呂に比べればサウナの方がより高い温度でも長くいれますから、短時間の船外活動は可能というのは分かります。
でも長時間いれば温められますから、船体はそれ相応の温度になっていると思います。

それに太陽の紫外線、X線、ガンマ線が残っています。
カナダアーム2につながれて船外活動を行う
スティーブ・ロビンソン
X線やガンマ線は通常の衣類は貫通しますから、実際にこのようなことをするのは危険すぎて無理なんじゃないかと思います。


ISS HOAX #7 につづく

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