アポロ計画捏造説について⑫アポロ捏造派の主張

アポロ計画捏造説について⑪ ではアポロが月に行った証拠についてまとめましたが、今度はアポロ捏造派がその根拠としているものを上げてみます。

映像の疑惑はおいておきます。

月に行くことができないんじゃないか?、オーバーテクノロジー(当時の技術では実現できない)ではないか?っていう観点の主張をまとめてみました。


ヴァン・アレン帯

  • 地球を取り巻くヴァン・アレン帯という放射線帯があり人間が宇宙船に乗って通過することはできない。
  • アポロ宇宙船はヴァン・アレン放射帯に対するシールドを何ら施さなかった。
  • ヴァン・アレン帯で飛行士が晒されるのは中性子であり、これは金属でも遮蔽にはならない。

補足
  • 3点目は誤り(ヴァン・アレン帯は陽子、電子からなる放射線帯)。
  • 当時はヴァン・アレン帯有人通過不可能説もあったが、現在では短時間に通過できるためほとんど問題ないという説が通説となっている。ただし、アポロメンバーしかヴァン・アレン帯を通過したものはいない。
  • 推論だが中性子被ばくの可能性がある("バンアレン帯通過時に宇宙機に当って発生する2次中性子の被ばくの問題"を参照)。
  • NASAのエンジニアがヴァン・アレン帯を通過する場合の放射能の危険性を強く説明した動画(NASA engineer admits they can't get past the Van Allen Belts (3:05~))があり、アポロ計画で通過したのは本当だったのか?という疑惑もある。


太陽フレア

  • アポロ計画は太陽活動の活発な時期に行われた。(特にアポロ16号と17号の間がひどかった。少なくとも彼らは放射能の影響を受けている。)
  • 太陽フレア爆発がもし起きていれば地球磁気圏外にいる彼らは生きていられなかった。たとえ生きていても重篤な放射線障害を受けていた。

補足
危険だったことはNASAも認めている。


成功率0.0017%

  • アポロ計画が発表された当時、専門家も不可能と考えていた。
  • ロケットダイン社(のちアポロロケットを設計した)の分析レポートによれば、月面有人飛行の成功確率は0.0017%と試算されていた。(1950年代後半のレポートらしい)


月周回軌道

  • 地球から打ち上げられた宇宙船は、地球の引力のために平衡点に達するまでは次第に速度を失ってゆく。しかしそれが平衡点を通過したあとは、月の引力が強くなるので加速し始めて速度は増してくる。そして月を回る軌道に乗るには、正確な軌道を持たねばならない。

  • 月の周回軌道に入るのに、無線の届かない月の裏側でジェット噴射をする必要がある。1発勝負であり、噴射が足りなければ宇宙空間に放り出されるし、逆に多すぎれば月面に衝突してしまう。これをアポロ8号からすべて成功している。

月面軟着陸

  • 月着陸船の重量は約15,000kg(燃料含む)。月面では重力が1/6になるがそれでも(地球の重さの感覚で)2,500kgに相当する重さ。これを月面上空(高度1万m)、時速4800kmで月周回している司令船から切り離し落下、逆噴射で着陸する。

  • ロケットの逆噴射の月面軟着陸は難易度が高すぎる。しかもそれを6回全て成功している。
    • リアルタイムで姿勢を制御していかなければならない。地球から制御するには時間ラグが大きすぎる。
    • また撮影されたビデオでは、船員たちが姿勢制御を行っている様子はない。
    • まったく問題なく「下から」月面着陸している。

  • 月に着陸しようとすると激突になる。
    • 当時の技術では(おそらく現在でも)無大気下で姿勢を制御できず、
    • 頭からあるいは横から月面に激突し、何かしら機械の故障が発生し、
    • 宇宙飛行士たちは月面へ取り残されたであろう。

  • 水平な地点に着陸しなければいけない。
    • クレーター、岩石、丘の斜面などを避けて水平な地点に水平に着陸しなければならない。
    • 水平に着地出来なければ脚を折ってしまうし、水平でないところに傾いて着陸してしまったら離陸できなくなってしまう。

補足
  • 司令船の高度、速度はサイトによって異なっていたので正確な値は分からないです。
  • 「無大気下で噴射すると物体は回転してしまう。」という意見もありました。(姿勢制御ができないと同じことなのではずしました。ただ、もしそうであれば、月周回軌道に入ることもできないんじゃないかって気もしました。。。)
  • 「重さが約15トンの代物が、約2メートルの高さから 自由落下して着陸。 」という意見もありました。(着陸船(下段)の燃料を使い切れば着陸時約10トンの重さになり、自由落下はしないでそのまま着陸していたのではないかと思いはずしました。)
  • ぶっつけ本番だったという意見もありましたが、サーベイヤー計画で実際に無人軟着陸は行っているし、地上でのシミュレーションを行っているのではずしました。ただサーベイヤー計画の月探査機は重量が比較にならないほど軽いため、やはりぶっつけ本番と言ってもいいのかもしれないです。

月面からの離陸

  • 月着陸船(上段)の重さは約4,500kg(燃料含む)。月面では重力が1/6になるがそれで(地球の重さの感覚で)750kgに相当する重さ。これを月面から打ち上げる。

  • 地球からロケットを打ち上げるのに大変な準備が必要なのに、月から着陸船を打ち上げるのを簡単にやっている。大気がなく月の重力が地球の1/6だけでは説明がつかない。

補足
  • 「着陸船が水平じゃないかもしれないし、地面の硬さもわからないし、柱で固定してるわけでもない。」という意見もあったけど外しました。着陸船(下段)が発射台になっているので地面の固さや柱で固定する必要はないからです。水平については月面軟着陸の項目に記載しました。
  • 月での無人のテストは行っておらず、ぶっつけ本番の作業。


ドッキング

  • 月面から離陸した着陸船は、高度1万m、時速4800kmで月を周回している司令船に合流し、燃料が切れる前にドッキングしなければならない。

  • 現在のPC位の計算能力のコンピュータと高性能な姿勢制御装置がなければムリ。

補足
  • 司令船の高度、速度はサイトによって異なっていたので正確な値は分からないです。
  • アポロ11号は離陸後3時間41分でドッキングしていました。その間司令船は月を2周近くしていて、もちろん月の裏側にいる間は通信できないにもかかわらずです。


月からの中継

  • この月面車のアンテナとカメラで38万キロ離れた月から衛星中継できるのか?
補足
地球→月(受信):テレビカメラのリモート・コントロール制御
月→地球(送信):月面の動画を送信


感想と疑問

それだけ大変なのをやったんだよっていう肯定派、だからできっこないんだよっていう捏造派、それぞれの声が聞こえそうです。

上に書いた全部の主張が正しいとは思いませんでしたが、総合的に見て、月に行ってくるのは無理じゃないかと思いました。
あまりにもできすぎているのです。そして毎回メンバーを入れ替えて、彼らにとって初挑戦となるミッションをこなして全員無事帰ってきているのです。


まとめながら私が疑問に思った点がいくつかあります。
答えられる人がいたら是非教えてほしいです。

月周回軌道投入について
月に向かう宇宙船が、月までの残りの距離、月に向かう相対速度をどうやって計算していたのか?
(月と地球の見かけの大きさとその変化の仕方しか情報がないと思うのです。)
月周回軌道に投入するためのロケット噴射の角度や噴射時間などを計算ではじき出してそれを実行することができるのか?
(しかもそれを地球からの無線が届かない月の裏側で実施しているのです。)

月面軟着陸について
着陸する時に必要となる高度や速度をどうやって測ったのか?
(地球なら気圧で高度を知ることもできると思いますが、大気のない月では気圧はないので無理だと思うのです。)
目視で判断して着陸するのはさすがに危険極まりない気がするのですが。。。

私のレベルはこんなもんです。あはは。。。


SFのアポロ肯定派かオカルトの捏造派か、、、うーーん。

もう思いつくものは出尽くしているんじゃないかと思いますが、見つけたら追記します。

アポロ計画捏造説について⑬ につづく

アポロ計画捏造説について⑪アポロが月に行った証拠

アポロ計画捏造説について⑩ ではアポロについて調べて思ったことについてまとめました。

いろいろとネットで調べてみて、アポロが月に行った証拠、捏造派の主張などを見てきたのでそれをまとめようと思います。

まずはアポロが月に行った証拠についてです。

物的証拠

月の石
アポロ計画では総計380kg以上の月の石を持って帰った。
分析により新鉱物(ヘリウム3)を発見し、月の年齢を判明した。
月の石にはソ連がサンプルリターンしているものや隕石として飛来したものもある。

レーザー反射鏡
アポロ11号、14号、15号が月面に設置。
月レーザー測距実験により地球と月の距離が正確に測れるようになった。
ソ連は無人探査機で設置した。
月は年間3.8cmの速さで地球から遠ざかっていることが判明した。

月震計
アポロ12号、14号、15号、16号が月面に設置。
1977年まで月震の観測が続けられた。
月震計が設置されたのはアポロのみ。

その他にも重力・太陽風の流量・磁場などを測定する機器などが月面には設置された。


他の月探査機による痕跡の確認

日本の打ち上げた月周回衛星「かぐや」が、アポロ15号の噴射跡の撮影に成功(2008年5月)
http://www.jaxa.jp/press/2008/05/20080520_kaguya_j.html

インドの月探査機、アポロ15号の着陸跡を撮影(2009年9月)
http://www.afpbb.com/articles/-/2637112

アポロ計画の痕跡くっきり、史上最も鮮明な月面画像 NASA(2011年9月)
http://www.afpbb.com/articles/-/2824898

「アポロ11号が月面着陸したのは事実」―中国(2014年2月)
http://zapzapjp.com/36918726.html

かぐやは解像度が悪く「噴射跡と考えられるもの」となってますからまだ断定できないですね。
それに NASA はアポロ計画を行った当事者です。
だけど、インドや中国までも公表するとなると話しは違ってきます。
中国は嫦娥3号の月面着陸に捏造説が出ていたりとしているみたいですが。。。


これだけの証拠を見て

月の石の分析で発見した新鉱物は結局地球でも存在するものだったし、それに月の年齢は予想どおりの結果になったものでした。

38万キロ先の月面に置いた小さなレーザー反射鏡にレーザーを当て、そして戻ってきた光を捉えるなんて出来ないんじゃないかって思ってました。それに仮に光を捉えて正確な距離が測れたとしても、2万kmもの大きさの楕円運動をしている月が年に3.8cm遠ざかってるなんて作り話か何か別の算出結果じゃないかと思ってました。今でもそう思ってます。

だから物的証拠では私は信用しきれなかったんですね。

でも、ここまでいろんな所でアポロの痕跡を撮影したと公表しているとなると、アポロはやっぱり月に行っているのでしょうか。
それとも日本もインドも中国も、自分たちの月到達の功績をアピールするのにアポロを利用したのでしょうか。単に月到達を報道するよりも「アポロの痕跡を発見」と報道した方がウケは良いでしょうが、そのためにみなが捏造に加担するというのはさすがに苦しい気がします。

今まで見た疑惑の映像は何だったのでしょうか。

月には行ったけど映像は特撮という説もあるみたいです。でも、映像が捏造なら月には行っていないと私は思うのです。

月に行ったのか行ってないのか、全然分かりません。

すっきりしない状況ですが、次は捏造派の主張をまとめようと思います。


写真はNASAが2011年9月に発表したアポロ17号の痕跡。(※こちら を参照)

アポロ計画捏造説について⑫ につづく

アポロ計画捏造説について⑩アポロについて調べて思ったこと

アポロ計画捏造説について⑨ では月の基礎知識について確認しました。

前々回にアポロ計画についてまとめましたが、気づいた点を思いつきでまとめてみます。
基本は Wikipedia の内容ですから目新しいことは書かれてないです。


アポロ8号
当初の予定を変更して月に行くことになった経緯、そして苦労して月を周回してきたことが分かりました。

疑惑のヴァン・アレン帯を初めて人を乗せて通過したのはアポロ8号で、やはり放射能を心配していたことも分かりました。
ヴァン・アレン帯を人が通過することができないという主張はここから捏造していたということになりますね。

月周回軌道や地球帰還軌道に乗せるために無線の届かない月の裏側で難しそうなジェット噴射をしていますが、月に行った宇宙船はみなこれをやったのでしょうか。
宇宙空間から月に向かい、速度と方向を合わせ、タイミングよく噴射して月の周回軌道に乗せるというのは、飛行機が着陸するよりずっと難しそうな気がします。


アポロ11号
アポロ8号は大変なミッションだったところを中心に書かれていましたが、アポロ11号は月面に降り立ったことを中心に書かれていました。

捏造だったらこれが全部嘘ということになります。アームストロングが月面でスピーチをし、足跡を残し、サンプルを持ち帰ったことが全部ですね。

このページ内にはアームストロングが月面に降り立ちスピーチしている動画があります。
着陸船から宇宙飛行士が下りてくるところで証明器具が落ちてくる捏造疑惑動画がありましたが、この2つを見比べてました。
※捏造疑惑動画は アポロ計画捏造説について②③アポロ捏造 を参照

写真で並べますね。

厳密には2つの動画は別ものなのが分かります。(写真じゃわかりにくいかなぁ)
つまり、捏造疑惑動画は"偽装の証拠流出動画"ではなくて、"スタジオのセットで偽装できることを見せるデモンストレーション映像"だったことが分かります。

アームストロングの月面に降り立つ瞬間を撮影するため、着陸船の脚にテレビカメラをあらかじめ取り付けておいたというのが腑に落ちなかったです。撮影がそこまで大事かといわんばかりに準備が良いし、月という未知の環境に人が出て予想外のハプニングがあるかもしれないのに生中継をしたことです。あらかじめスタジオのセットで作った映像があるなら、確かに納得がいきます。
アポロ10号ではカラーテレビで月上空から中継していたようですが、アポロ11号のテレビカメラは白黒だったんですね。

月面に降り立った着陸船の直射日光の温度対策はできていたのでしょうか。
※宇宙船は「バーベキューロール」で回転して熱を分散させていたことがアポロ8号のところに書いてありましたが。。。


アポロ12号
アポロ11号とは反対にテレビカメラを太陽に向け壊れてしまいました。

次に、「ビーンはセルフタイマー装置を密かに持ち込んでいた。だが船外活動をする際にタイマーを置き忘れてしまったため、撮影が実行されることはなかった。」とありますがこれは作り話の気がします。月面で動作するかどうかも宇宙服で細かな操作ができるかどうかも分からないですし、セルフタイマーで写真を撮りたければ三脚も必要になるはずだからです。アポロ計画が私物を持ち込める程度に寛容だったこととセルフタイマーは使っていないということは分かりました。

「さらにビーンは誤ってフィルムの何巻かを月面に置き忘れてしまった。」とも書かれてます。よく見るとカメラを太陽に向けて壊したのもビーンのようです。かなりのドジっ子ですね。


アポロ13号
月へはたどり着けなかったけど、工夫して帰ってきたことが分かりました。

捏造派にとってこれは関心を集めるための演出ということになりますね。

月面到着のスピーチはどんなことを考えていたんだろう。


アポロ15号
月面車が登場します。
組み立て式の電気自動車で、搭載されたテレビカメラは地球から遠隔操作できるようになっています。
車の動きと遠隔操作の2点で映像の疑惑の幅が広まりました。

着陸船から降ろしてアンテナつけたりケーブルつけたり、軽くて持ち運びはできると思いますが、車の組み立てはできるのでしょうか。


アポロ16号
地球への帰還で大気圏再突入時、熱は最大で2,200から2,480℃まで達したと書かれていました。
帰ってくるのも大変ですね。


確かに読んでみると「なんでそんなことをする」って思うことや「なんでそんなことまで分かる」って言いたくなるようなことも書かれてました。
でも、捏造だとしたらこれだけのシナリオを作るのも大変そうです。

アポロ計画捏造説について⑪ につづく

アポロ計画捏造説について⑨月についての基礎知識

アポロ計画捏造説について⑧ ではアポロ計画の基礎知識について確認しました。

今度は月についての基礎知識も確認しておこうと思います。

月について
・月までの距離は38万キロメートル(光で1.3秒、地球の赤道を10周したくらいの距離)
・重力は地球の1/6
・大きさは地球の1/4
・大気は存在しない
・昼は110℃、夜は-170℃と温度の変化が大きい。
・地球から月の裏側を見ることはできない。必ず表側のみを向いている。
・宇宙線や太陽風なども月面に到達する。
・月面は砂(レゴリス)によって覆われている。
・地球から月までの距離は約35万7000kmから40万6000kmまで変化する。(楕円軌道のため)
・月面上から見た地球は動かない。満ち欠けはする。満ち欠けの周期は月の満ち欠けの周期と同じだが明暗が逆。
・月面上で太陽が昇って沈む周期は29.5日(月の満ち欠けの周期と一緒)



「月から見た地球の満ち欠け」と「地球から見た月の満ち欠け」の明暗が逆になっているっていうのが予想外で面白かったです。

こちらはアポロ11号が月から撮影した地球です。(撮影日は1969年7月20日)

この日の地球から見た月の月齢をチェックしてみました。(こちらのサイト で確認)

確かに明暗が逆になっています。

アポロ計画捏造説について⑩ につづく

アポロ計画捏造説について⑧アポロ計画基礎知識

アポロ計画捏造説について⑦ では私はアポロ捏造派をオカルト扱いするのはおかしいと感じました。

それほどまでにアポロ計画で月に有人着陸したことは当然の出来事になっているということですね。

私はアポロ計画についてよく分かっていないので、まずはアポロ計画を理解するための最低限のことをまとめておこうと思います。

背景
ソ連とアメリカで宇宙開発競争を行っていた。

1959年9月にソ連が無人探査機の月面到達に成功(月面に衝突)
1959年10月にソ連が無人探査機で月の裏側の撮影に成功
1961年4月にソ連が有人の宇宙飛行を成功(地球1周)
1961年5月にケネディ大統領が1960年代中に人類を月に到達させると演説し、アポロ計画の支援を表明した。

この時アメリカは15分間の弾道飛行に成功した程度だった。

1962年2月にアメリカが有人の宇宙飛行を成功(マーキュリー計画)
1962年4月にアメリカが無人探査機の月面到達(激突)に成功(レインジャー計画)
1966年1月にソ連が無人探査機の月面軟着陸に成功
1966年5月にアメリカが無人探査機の月面軟着陸に成功(サーベイヤー計画)

アポロ計画の前段階として宇宙空間での船外活動(宇宙遊泳)や他の宇宙船とのドッキングといった技術開発を行うジェミニ計画も行われた。月面に探査機を送りアポロ計画の着陸候補地の調査や月面地図の作製を行うルナ・オービター計画も行われた。

しかし有人で地球を周回する宇宙飛行や無人探査機の月面到達などさまざまな面からアメリカはソ連に先を越されていた。

アポロ計画(無人飛行)
有人の月面着陸を前提とした宇宙飛行計画。
1967年1月アポロ1号最初は有人だった(打ち上げ失敗により3名死亡)
1967年11月アポロ4号無人の地球周回飛行
1968年1月アポロ5号無人の地球周回飛行
1968年4月アポロ6号無人の地球周回飛行
アポロ2号と3号は欠番(非公式にはある)。

アポロ計画(有人飛行)
1968年10月アポロ7号有人の地球周回飛行
1968年12月アポロ8号有人の月周回飛行(人類初)
1969年3月アポロ9号有人の地球周回飛行
1969年5月アポロ10号有人の月周回飛行

アポロ計画(有人の月着陸)
1969年7月アポロ11号
1969年11月アポロ12号
1970年4月アポロ13号月面着陸せず(行きに事故があり月を周回して帰還)
1971年1月アポロ14号
1971年7月アポロ15号
1972年4月アポロ16号
1972年12月アポロ17号

月に有人着陸したのは6回。
月までの飛行時間はおよそ3日半(アポロ11号、他も多分同じようなものじゃないかと・・・)。
宇宙飛行士はいずれも3名。
月周回軌道に入ってから司令船と月着陸船とが分離(月着陸船のみが月に着陸)。
司令船に1名残るので月に有人着陸したのは2名だけ。
地震計やレーザー反射鏡などを設置し、月の石を持ち帰ってきている。

アポロ11号
・月面歩行の映像をとらえるために着陸船の脚にテレビカメラを設置(撮影したマザーテープは紛失)
・オーストラリアで中継
・地震計やレーザー反射鏡などの測定器を設置
・月面の船外活動は2時間半
・ミッション期間は約8日

アポロ12号
・無人探査機サーベイヤー3号のそばに着陸
・カラーのテレビカメラを持って行ったが太陽に向けたため故障(中継は失敗)
・地震を含むいくつかの測定器を設置
・撮影したフィルムのいくつかを月面に置き忘れた
・月面の船外活動は2回に分けて行われ合計7時間45分
・ミッション期間は約10日

アポロ13号
・月には着陸せず、月を1周して帰還
・ミッション期間は約6日

アポロ14号
・月面からのカラーでのテレビ中継が行われた
・地震観測計を含めた調査機器を設置
・ゴルフボールを2球打った(テレビ放送)
・月面の船外活動は2回に分けて行われ合計7時間半
・ミッション期間は約9日

アポロ15号
・アポロ月面実験装置を設置
・ハンマーと羽根の落下実験(生中継)
・宇宙服が変わり飛行士は身をかがめたり月面車の席に座ったりすることが可能になった
・月面車を使用
・月面車に設置したカメラを地上から遠隔操作して撮影
・月面の船外活動は3回に分けて行われ合計18時間半
・司令船外活動(深宇宙での船外活動)
・ミッション期間は約12日半

アポロ16号
・アポロ月面実験装置を設置
・月面車を使用
・月面車に設置したカメラを地球から遠隔操作して撮影
・月面の船外活動は3回に分けて行われ合計20時間
・地球への帰還途中に船外活動
・ミッション期間は約11日

アポロ17号
・測定機器が増えた(地図作成用カメラ、パノラマカメラ、レーザー高度計など)
・5匹のネズミを連れて行った
・月面車を使用
・月面車に設置したカメラを地球から遠隔操作して撮影
・月面の船外活動は3回に分けて行われ合計22時間
・地球への帰還途中に船外活動
・ミッション期間は約12日半

アポロ11号のアニメーション動画
Apollo 11 moon mission animated

アポロ計画のことがよく分かりました。
私が予想していた以上にたくさんの準備をしてアポロ計画に挑んでいたのも分かりました。

アポロ計画捏造説について⑨ につづく

アポロ計画捏造説について⑦なぜオカルト扱いされるのか

アポロ計画捏造説について⑥ ではアポロ捏造派がオカルト扱いされているのを見ました。

Wikipedia のアポロ計画陰謀論でもそうでしたが(アポロ計画捏造説について③参照)、アポロ捏造派がなぜそこまで言われなければならないのか、私にはわからないです。

911テロの陰謀論と比較してみます。
Yahoo 知恵袋には911テロ自作自演についてもアポロ捏造と同じように話題に上がっていました。

たくさんあったので先頭の5個だけを載せるとこうなっています。
9.11同時多発テロはやっぱりアメリカの自作自演なんですか? (→自作自演)
9・11アメリカ同時多発テロはアメリカの自作自演だったのでしょうか? (→中立)
911テロは自作自演ですか? (→テロ)
結局911テロって、自作自演だったんですか? (→自作自演)
911事件は自作自演ですか?(→テロ)
※カッコ内はベストアンサーになった回答

ビン・ラディンによるテロ派も政府による自作自演派(陰謀論)もどちらも大勢いましたが、自作自演がオカルト扱いされることまではなかったです。


今まで調べてきてアポロ捏造派の主張にはたくさんの反論が出ていました。
反論が出ているのは捏造派の主張が科学的無知や事実誤認に由来しているからということになっています。

でも911テロにも自作自演(陰謀論)の反論はあります。
例えばこんなサイトを知恵袋のやり取りの中で見つけました。
こんな風に反論が出ているにもかかわらず、911テロの陰謀論はオカルト扱いされていないんです。


何がおかしいかっていうと
「Loose Change 2nd」という動画を見て911テロは政府の自作自演かもって思ったのはOK(そう考える人もいる)
「アポロ計画の嘘 徹底検証(What Happened on the Moon)」という動画を見てアポロは月に行かなかったのかもって思ったのはNG(そう思うことがオカルト)
だったことなのです。

どうしてでしょうか?


この動画はアポロ11号で月から帰ってくる着陸船です。

Apollo 11 - 16-mm magazine 1122-D
私にはこの着陸船の動きが特撮(作り物)に見えるのです。

アポロ計画捏造説について⑧ につづく

アポロ計画捏造説について⑥Yahoo知恵袋は激しいバトル

アポロ計画捏造説について⑤ では「アポロ計画 捏造」のキーワードで検索し、捏造派が多数ヒットして少し安心しました。

いろいろと検索して見たのですが、面白かったのがYahoo知恵袋でした。

アポロ捏造派と肯定派の主張というか罵りあいが激しかったです。

アポロの月面着陸は捏造だった、というのはも・・・
アポロの月面着陸は捏造だった、というのはもはや大常識ですが、偏差値の低いバカに限って、否定したがりますよね?

アポロ着陸を本気で信じているヤツは もはやカルト

元TBS宇宙特派員の秋山豊寛氏の証言 「アポロ1・・・
NASA信者のみなさんは、プーチン大統領及び秋山さんは大嘘つきだと思われますか?

まったくNASA信者は進歩がない・・・

お前はホントに四月馬鹿に弱いな。

「アポロは捏造だ!」って主張する人たちに質・・・
いい加減に「統一見解」を出してください。
みんな言っていることがバラバラ過ぎて、よくわかりません。

明確な回答が無く、意味不明だったり話題を逸らすような回答しかつかなかった場合は捏造論はデタラメだと見なします。

そもそも、月面着陸・帰還は、工学的に不可能なのよ、いい!

それは許しません。告訴しまちゅよ!

日本語をきちんと理解してください。
宗教に付き合う気は無いので。

馬鹿はほうっておきましょう。
馬鹿とはねつ造と言うってる方々です。

当時の技術じゃそんな撮影は出来ない!とおっしゃる方もおりますが、
それこそ当時の技術じゃ月に行って帰ってくるなんて到底できません。

捏造論を唱えているひとたちも、実際に月面着陸は成功した史実だということを当然知っているのですよ。
でも捏造だと言えば、肯定派がムキになって反論してくるので、おもしろくってワザとやっているのです。

捏造論者ってのは
要するに非科学的なものを信じちゃう
オカルト組合の人達だから。

こうした話はこれに限らない。宗教、オカルト、疑似科学などの信者は互いに足を引っ張り合い自滅していくのだ。

普通に考えて在りえない事態だと思います。

極めて特異な思考形態を持っているのです。すなわち己の理解が及ばないことは陰謀なり。ということですね。

捏造論者はその場の思いつきだけで、揚げ足取りするので、
結局最終的に何を否定したいのかが、ピンボケです。

ただ自分の主観に合わないという理由で、否定しているだけです。

アポロの月面着陸捏造説は何を根拠に言ってい・・・
必死に反論する人を見て楽しんでいるだけです。
自説が否定されても痛くも痒くもない人たちですから相手にするだけ無駄というものです。

アポロ11号月面着陸捏造説ですが、確かあれ以・・・
全部うそですよ・・・・・・・

アポロ11号の月面着陸はうそですか? テレビで・・・
当時そのようなデマに飛びついたマスコミが多数いたようです。

いちいちTVを信じてたら本気でアホになりますよ。

月面着陸について。
なんでこう天文カテゴリには定期的に子供が沸くんだろう?

人類の月面着陸
ソ連も学者も誰も何も言わなかったって、どうして言い切れるんですか?見たんですか?

嫌だなぁ,ほんと。あざといなぁ。みっともないったらないわ。

そもそもアポロ月着陸が捏造ということじたいが 論理的ではないんだな!www

なぜ「月面着陸捏造説」を信じる人は、いるの・・・
捏造論者は狂っているので,これができないのです.
何がきっかけかは知りませんが,彼らの思考回路は全く逆であり
「自己の主張する結論を導き出すためならば,
ありとあらゆる恣意的な情報の改ざん・削除・捏造・決めつけが許される」
という思考回路なのです.

一部のトンデモさんとそれに騙される人がいる限り、この手の噂は消えませんね。


罵りあいって言えばそうなんだけど、アポロ捏造派の人の言われっぷりの方がひどいです。
完全にオカルト扱いされています。

アポロ計画捏造説について⑦ につづく

アポロ計画捏造説について⑤今度は捏造で検索

アポロ計画捏造説について④ で「アポロ計画 陰謀」で検索したところ、全然ヒットせず完全に撃沈しました。

今度はキーワードを陰謀から捏造に変えて検索してみたのですが、ちょっとだけ結果が変わりました。

検索キーワード:アポロ計画 捏造

今度も検索結果から出てきたサイトを作者に迷惑のかからない程度に紹介します。

アポロの月面着陸は捏造だった、というのはもは... - 天文、宇宙 | Yahoo ...
Yahoo 知恵袋から。アポロ計画捏造派の人の問答です。
Yahoo 知恵袋のアポロ計画関連の記事は深いので、別にまとめようと思います。

実は捏造だった?!アポロ計画の真実と嘘 | ブキミディック
アポロ計画捏造派。月面で撮影した映像の指摘を中心にまとめ、捏造を主張。

アポロ計画の嘘と捏造の流失映像発覚!覆い隠すのに必死なNASA ...
捏造派。動画は削除されていて見ることができなかった。
コメントが多く、アポロ肯定派、捏造派多数あり。
削除された動画はコメントを見る限りエイプリールフール用のフェイク番組の様子。
アポロ計画捏造説について③ を参照

月面着陸は捏造だった? 陰謀説の元となった証拠いろいろ : X図鑑 -巨大 ...
捏造派。月には行ったが映像は地球で撮影した。

カオスちゃんねる : アポロの月面着陸捏造説を未だに信じてる奴 ...
2ちゃんまとめ。スレ主は否定派だが、コメントはアポロ肯定派も捏造派も多数あり。

アポロ11号の有人月面着陸は、捏造だった② 秋山豊寛さんの話
捏造派。秋山豊寛さんのインタビュー。
ロシアは月面着陸をしていないと考えていることを説明。
なんでソ連は黙っていたのですか?→ソ連の言う事なんて、西側のマスコミは信じないよ。

「月面着陸の映像をねつ造したのは私だ」:スタンリー・キューブリック監督が ...
スタンリー・キューブリック監督がインタビューで捏造したことを話す動画。
ただし本人ではない様子。

アポロ計画の謎 | 新・世界の裏
捏造派。UFO 遭遇説と月面には着陸していないという捏造説を合わせて説明。
コメントには反論もある。


今度は捏造派のサイトが多数表示されました。
少し安心です。

でも、これが本当にアポロ17号ですか?

アポロ17号の月着陸船の上昇段
キム、ジョン、ウーン!

アポロ計画捏造説について⑥ につづく

アポロ計画捏造説について④陰謀で検索してみた

アポロ計画捏造説について③ では Wikipedia のアポロ計画陰謀論を調べ、アポロ計画陰謀論は一般的には否定的なのかもと思いました。

引き続き Google 先生に聞いて回りました。検索キーワードは「アポロ計画 陰謀」です。

陰謀論支援のサイトは少ない感じです。

検索結果から出てきたサイトを作者に迷惑のかからない程度に紹介します。

陰謀論否定派
アポロ陰謀論FAQ - ASIOS -
陰謀論の否定側に立って反論を解説。
Wikipedia のアポロ計画陰謀論とは別の項目(捏造派の主張および反論)もある。
「アポロ計画の一連の流れ」および「影が平行に見えない理由」の動画が分かりやすい。

アポロ11号にまつわる陰謀論、有名物理学者がツイートで瞬殺
もし私たちが着陸していないなら、今ごろロシアがそれを暴露していたでしょう。

アポロ計画とは (アポロケイカクとは) [単語記事] - ニコニコ大百科
アポロ計画陰謀論(ムーンホークス論)の説明もあるが、否定的。

人類は月へ行ったのか アポロ計画の陰謀
第3話 人類は月に行っていない!? のサイトを引用して反論を解説。

アポロ計画陰謀論 - FC2
陰謀論の反対意見を解説。

アポロ陰謀論について
Yahoo 知恵袋から。反対派の意見となっていいいる。

アポロ否定派(陰謀論支援派)
月面着陸は捏造だった? 陰謀説の元となった証拠いろいろ
捏造の証拠写真の紹介。月には行ったが撮影だけは地球で行ったを主張。
宇宙服のヘルメットに映り込んだ不自然な映像を紹介している。

中立またはどうでもいい系
“アポロ計画陰謀論”を裏付ける、恐怖の流出映像 - ライブドアニュース
映画『アポロ18』の紹介。

人類の月面着陸は無かったろう論 - アンサイクロペディア
アンサイクロペディアはおもしろい。


陰謀論のキーワードで検索したにもかかわらず、最初10件の検索結果は陰謀論を否定する方が多数でした。ちなみに書いてないけど1件目はWikipedia のアポロ計画陰謀論です。

陰謀論の人のサイトを見たかったのですが、、、撃沈です。

それよりも、アポロ11号のこの写真は本物ですか?
板の継ぎ線が見えてます。
しょぼいなぁ。。。

アポロ計画捏造説について⑤ につづく

アポロ計画捏造説について③否定的な意見

アポロ計画捏造説について② でいろんな動画を見て、私は捏造説のことをよく知ることが出来ました。

今度は Google で調べて見ました。
「アポロ計画」で検索すると1番目に Wikipedia のアポロ計画が、2番目に Wikipedia のアポロ計画陰謀論が出てきます。


アポロ計画陰謀論(Wikipedia)を見てみました。

ざっと見てショックを受けたのは、全体的にアポロ計画陰謀論について否定的に書かれていたことでした。

捏造説の説明のところにはこのような記述がありました。

宇宙開発関係の専門家でアポロ捏造説を批判したものはいるが、支持すると表明したものは今のところ存在しない。バラエティ番組やジョーク番組には登場するが、ニュース番組や科学評論ではまじめに扱われてはいない。

捏造派のたくさんの主張があるのですがすべてに反論が書かれています。
あまりに多く書かれていて、一つづつ見る気がおきないほどです。
あわせてこのようにも書かれています。

捏造を主張する者の多くは、アポロ計画において撮影された写真において矛盾点が散見されるということ、あるいは当時の科学・技術水準を考慮すると、月面への往復は不可能ではないかという推論を、その根拠にしている。実際はその多くが科学的無知や事実誤認に由来する物であり、これに対してアメリカではNASA当局や民間テレビ局、日本では科学者有志やと学会など、いくらかの機関・協会が反論を上げている。

陰謀論が嫌いな人が書いているようです。
ちなみに同じ陰謀説でもアメリカ同時多発テロ事件陰謀説(Wikipedia)はそのような("まじめに扱われていない"とか"科学的無知や事実誤認に由来する"といった)否定的な書き方はされていないです。

私が見た動画はジョーク番組だったのでしょうか?

アポロ計画捏造説の沿革 に私が見た動画がありました。

2000年 パーシーとベネット、ビデオ『What Happened on the Moon』を販売。
アポロ計画捏造説について① で見た「アポロ計画の嘘」の動画がこれのようです。

2002年 年末には、フランスにてジョーク番組の『Opération Lune』を放送。大晦日には、テレビ朝日は『Opération Lune』がジョーク番組であるという部分を意図的に隠して『ビートたけしの世界はこうしてダマされた!?』で、アポロ陰謀説を展開。
→ アポロ計画捏造説について② で見た「①アポロ月面着陸映像は本物か?捏造にキューブリックも関与」がこれのようです。ということは「③アポロ捏造」の一部(政府の会話の部分)もそうですね。

確かに一部はジョーク番組もありましたが、すべてがそうではないようです。
アポロ計画捏造説について① で見た「アポロ計画の嘘」の動画がジョークではないのには安心しました。これもジョークだったら元も子もないです。。。


ちなみに英語版にも陰謀論のページがあります。

Moon landing conspiracy theories(Wikipedia)
こちらも反論が逐一書かれていますが、こういったことも書かれています。
Opinion polls taken in various locations have shown that between 6% and 20% of Americans and 28% of Russians surveyed believe that the manned landings were faked.
さまざまな場所で行われた世論調査によれば、アメリカ人の 6% から 20% およびロシア人の 28% は有人着陸を偽装だと答えました。

In 2009, a poll held by the United Kingdom's Engineering & Technology magazine found that 25% of those surveyed did not believe that men landed on the Moon.
2009年にイギリスの Engineering & Technology 誌で行われた調査では、調査対象の 25% が月に有人着陸したことを信じていなかった。

日本人はどのくらいの人が月面着陸を信じているのだろう?

アポロ計画捏造説について④ につづく

アポロ計画捏造説について②いろんな動画

アポロ計画捏造説について① では私が捏造説をどのようにして知ったかを書きました。

Youtube にはたくさんの関連動画があり、それらももちろん見ました。

アポロ月面着陸映像は本物か?捏造にキューブリックも関与 1/2

動画は前半の 1/2 と後半の 2/2 に分かれていて、テレビ放送されたもののようです。

月に行くことができないためスタンリー・キューブリックが特撮で撮影したというストーリーです。


《 アポロの大き過ぎるウソ 》 1/2

この動画も前半と後半に分かれています。

登場人物は アポロ計画捏造説について① で出てきた アポロ計画の嘘 の動画と同じ人達が出ていますね。抜粋?改訂版?

要約をまとめてみました。

1/2 の要約
・地球の外側にはヴァン・アレン放射帯というものがある
・NASA もこの放射帯のことは知っていたが、実際よりも少なく見積もった
・宇宙船や宇宙服はこの放射帯の放射能を守る構造になっていない
・アポロ16号とアポロ17号の間には人間の致死量を超える太陽フレアが起きていて危険な状態だった
・写真のフィルムは放射能を受けてダメになっているはずがそうなっていない

2/2 の要約
・月で撮影された宇宙飛行士のバイザーに反射した光を見ると人工照明が使われている
・捏造された映像で嘘の報道をすることは過去にもあった
・月には大気がなく、月での重力は地球の 1/6 しかない
・月面車が走行しているときの砂ぼこりは地球上の時と同じ舞い上がり方をしている
・地球上で撮影をし、1/6 の重力を見せるために宇宙飛行士はワイヤーで吊るして撮影をした
・アポロ11号の生中継の時、コーラの瓶のようなものが映っていた


アポロ捏造


以下の6点の内容です。

・着陸船から宇宙飛行士が下りてくるところで証明器具が落ちてくる
 ※www.moontruth.com と書かれている
・着陸船の映像で作業者が映り込んでいる(Appolo 16)
・政府の会話~我々は本当に月に行ったのだろうか?(①の動画の抜粋)
・アポロの生中継でコーラの瓶が映っていた(②の動画の一部と一緒)
・アポロ捏造派の人のインタビュー(大槻教授 / リチャード・コシミズ)
・着陸船の離陸動画(Apollo 17)


アポロ月面着陸の真実とは・・・?


テレビ放送の抜粋です。

以下のストーリーになっています。

・スタジオで撮影されたとしか思えない映像
 - 星条旗の謎(真空で空気がないのに旗がはためいている)
 - 同じ背景の謎(アポロ16号の別々で撮った2点の映像の背景が一致する)
・月には行っている
 - レーザー反射装置を設置(月までの距離を測っていたため)
・月にはエイリアンがいた
 - オーストラリアの通信士が傍受(通信が途絶えた2分間にエイリアンがいたと会話していた)
 - UFO をとらえた映像があった
・アポロねつ造の証拠
 - 命綱なしで宇宙船を撮影した映像がありこれは捏造である


嘘と真実 54 バズ・オルドリンの証言


テレビ放送の抜粋です。

アポロ11号の宇宙飛行士バズ・オルドリン、アポロ14号の宇宙飛行士エドガー・ミッチェルのインタビューでエイリアンの存在を匂わす発言をしています。

大槻教授が否定するシーンがあっておもしろかったです。

でも月に行ったかどうかについては関係無い内容でした。


いろんな動画を見て

ヴァン・アレン帯の危険性についての認識が①、②の動画で説明している通りなら、(普通に考えれば)月には行かないで捏造することを選ぶんじゃないかと思いました。
月へは行ける保証がないことになります。
それにもかかわらず世界に向けて月着陸の生放送をしたのはあまりに無謀過ぎだからです。
既に撮影していた映像を流すだけだから生放送ができたんじゃないでしょうか。

月面にいるかのような映像を作るのにいろんな仕掛けをしているのが面白かったです。
ワイヤーで吊るして重力が少ない演出をしていることとかですね。

旗の動きや光の反射、不自然な影などの映像が月面で撮ったものではありえないというのもよく分かりました。

エイリアンの存在についてはちょっと信じられなかったです。
私がアポロ計画について疑問を持ったのはあくまで911テロが自作自演らしいという所からです。そうならばアポロ計画もありえるかもしれないということから始まりました。
だからエイリアンについては私には関係のないどうでもいい話なのです。

アポロ計画捏造説について③ につづく

アポロ計画捏造説について①捏造説を知ったきっかけ

私がアポロ計画捏造説のことを知ったのはつい先日の事です。

私は Youtube で911テロの陰謀論についての動画を見ていました。
911テロはアメリカの自作自演で、
・世界貿易センタービルに突入した飛行機はCGで作られた映像であるとか
・ビルは爆薬で爆破されたとか
・ペンタゴンに飛行機は追突しておらずミサイルで破壊されたとか
といったことです。

たくさんの証拠があって、私はすっかり911テロはアメリカの自作自演だということを信じるようになりました。

そんな動画を見ていた時、関連動画で出てきたのが「アポロ計画の嘘」という動画でした。

アポロ計画の嘘 徹底検証 part1

この動画は part 14 まであり、1つにつき15分近く、全部で3時間以上あります。

アポロ計画は捏造されたもので実際には月に行っていない、ということがたくさんの論理で説明していました。
月に行けるはずがない科学的な理由とか、月面上で撮ったとされる矛盾のある写真とか、映像は地球上の月面セットで撮影されたということとか・・・

捏造するのは難しいという反論もあったりするのですが、なんとなく苦しい感じです。

私はこの動画を見て、アポロ計画では実際は月に行っていないんじゃないかと思いました。

でもまだ半信半疑です。

私はこれについて調べてみることにしました。

アポロ計画捏造説について② につづく